代表挨拶

ご挨拶

母島漁協は、母島周辺海域における漁業活動の拠点として、昭和49年に小笠原島漁業協同組合(父島)の支所が置かれたのが始まりです。設置当初こそ不安定な経営に苦慮しましたが、諸先輩方の努力の結晶により目覚ましい成長を遂げ、昭和55年の分離独立を経て今日に至ります。
昨今の漁業を取り巻く環境は、資源の減少や魚価の低迷、燃油等各種資材の高騰及び新規参入者の不足など、年々厳しさを増すところです。更に本土から遠く離れた母島は、生産物の出荷一つをとっても他の漁業集落以上に地理的ハンディがあることは否めませんが、時代の情勢や市場ニーズを的確に捉え、地域漁業の活性化に向け最適な対応がなされるよう、漁業者及び役職員が一丸となり道を切り開いてきた次第です。
今後も、より良い漁家経営・漁協運営を目標に全力で取り組んで参りますので、皆様のご理解ご協力を何卒お願い申し上げます。

​代表理事組合長 佐々木 隆幸

組合概要

組合名小笠原母島漁業協同組合
創立昭和55年4月3日
代表者代表理事組合長 佐々木 隆幸
出資金3,140万円(令和2年3月期)
組合員数組合員数26名(令和2年3月期)
所属東京都漁業協同組合連合会
所在地〒100-2211
東京都小笠原村母島字元地
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電話番号04998-3-2311
FAX番号04998-3-2303
MAILhahagyokyou5504@circus.ocn.ne.jp
関連会社株式会社母島海洋環境開発
組織図

沿革

  1. 1968

    6

    小笠原諸島が日本に返還される

  2. 10

    14

    小笠原島漁業協同組合設立(設立登記完了)
    初代組合長に「佐々木卓」を選出

  3. 1973

    母島への帰島が許される

  4. 1974

    小笠原島漁業協同組合母島支部を設立

  5. 1979

    10

    台湾漁船によるサンゴの密漁が問題となる

  6. 1980

    4

    2

    小笠原母島漁業協同組合設立(設立登記完了)
    初代組合長に「佐々木卓」を選出

  7. 1987

    3

    硫黄島及び南硫黄島海域における共同漁業権が免許された
    (小笠原島漁業協同組合と共有)

  8. 1994

    縦縄漁業により、メカジキやメバチマグロ等の漁獲が始まる
    以後、主力漁法として定着

  9. 1995

    5

    任期満了に伴う役員選挙により、二代目組合長に「佐々木幸美」を選出

  10. 1998

    12

    母島漁業協同組合及び所属組合員の出資のもと、ダイビング事業運営会社として、株式会社母島海洋環境開発を設立

  11. 2014

    外国漁船によるさんご不法操業が横行
    残置漁具等による漁場荒廃に対する懸念が拡大

  12. 2015

    外国漁船操業等調査・監視事業実施

  13. 2016

    5

    体調不良により「佐々木幸美」が組合長を辞任
    三代目組合長に「築舘宏文」を選出

  14. 6

    任期満了に伴う役員選挙により、四代目組合長に「平賀秀明」を選出

  15. 7

    海底清掃事業(日韓・日中漁業協定関連漁業振興対策事業)による残置漁具の回収を開始

  16. 2017

    3

    浜の活力再生プランを策定

  17. 2018

    3

    浜の活力広域再生プランを策定

  18. 4

    ダイビングショップの名称を「ダイブリゾート母島」に変更

  19. 2019

    6

    任期満了に伴う役員選挙により、五代目組合長に「佐々木隆幸」を選出

  20. 2021

    3

    母島漁協売店新設

  21. 2022

    3

    単身寮新設

  22. 4

    東京都広域水産業再生委員会へ編入

事業内容

販売事業

小笠原母島では、本土の大きな市場とは少し異なり、大規模な競り市が開催されることはありませんが、水揚げされた魚の計量や箱詰め、出荷など、流通へと繋ぐ役割を果たしています。
一方で、 島内の民宿や飲食店に対して、水揚げされた魚介類を直接販売する形も取っています。これにより、地産地消を推進し、島の食文化を豊かにする役割も果たしています。

購買事業

母島漁協が運営する売店は、島民や来島者にとって必要不可欠な存在です。母島では商店が少ないため、この売店が生活必需品、食料品、日用品など幅広い商品を供給し、島の暮らしを支えています。
単なる販売所ではなく、離島における地域住民の生活維持と利便性向上に大きく貢献する、重要なインフラとしての役割を担っています。

製氷冷凍事業

小笠原母島から本土への魚の輸送は週1便のおがさわら丸に頼るため、その間水揚げされた魚は本土出荷まで組合の大型冷蔵庫にて一時保管されます。
また、販売事業の加工品や漁で使用する餌などを保管する低温冷凍庫を2棟4室保有しています。さらに、出漁に使用する氷や水揚げした魚を箱詰め出荷する際に使用する氷などを供給する大型製氷機を3機保有し、氷の使用量に合わせて適宜稼働させています。
当組合では日常の保守点検の他に本土からの専門業者による定期検査を年数回実施し、各設備の安定運用を守っています。

地域貢献活動

母島漁協は漁業だけでなく、地域の重要な担い手として多岐に渡る事業を展開しています。
小笠原の環境、固有種を守るため、東京都の各研究機関や小笠原村からの依頼を受け、無人島の生物調査や環境調査に船を提供するなど、自然環境保護への協力。
小中学校の校外学習での属島移動教室、PTAや青年会のホエールウォッチングといった地域貢献。
釣りをする一般のお客様への船のチャーターや、属島の海岸清掃なども実施しています。